Concrete reforming association
設立趣旨
(劣化による事故が増えています)
インフラ長寿命化基本計画(平成25年11月25日インフラ老朽化対策の推進に関する関係省庁連絡会議)では、「技術等の開発・積極的な活用」や「維持管理
・更新コス トの縮減平準化」が必要とされています。限りある長寿命化予算を無駄にすることは許されません。真に有効で、低コストで、長期間効果が持
続する新技術が求められます。
本法人は、インフラ長寿命化基本計画に基づき、長寿命化に真に有効でコスト縮減に寄与し、長期間効果が持続する技術の普及を目的として、設立されました。
・1995年に供用されて20年しか経過してい
ないのに?
・50年持つはずだったのに?
・人命救助する救急車の屋根に落下?
公共施設の現状と長寿命化の必要性 (某市の長寿命化基本方針 )
スラップアンドビルドの時代は終わり、インフラが老朽化しても改修する費用を捻出できず、結果、コンクリート構造物の落下といった事故が増えており、今後も増え続けることになります。
インフラを延命化させることで、トータルコストの縮減、平準化が可能となります。但し、延命化(長寿命化)させる場合でも、低コストで真に有効な投資が求められます。
長寿命化改修しても、計画どおりの効果が得られないと、余分な投資となります。
(2) 長寿命化の必要性 今まで公共施設では、施設の老朽化に対する対策は建替えが一般的でした。 しかし今後は、現在の施設総量に対して、施設の改修・更新にかけられる予算が限られていることから、今までのようなサイクルでの建替えによる老朽化 対策から転換し、施設を計画的に維持保全して長寿命化を図ることによって、 単年度の建替えコス トを軽減していくことが必要です。 長寿命化と、「指針」で示した施設総量縮減の施策(今後20年間で20%の 延床面積の縮減)を合わせて進めていくことにより、改修・更新費用の縮減を 図ります。これらのコスト縮減の取り組みの下、必要な施設整備に優先順位をつけ、中長期的な視点により計画的な保全・更新を行うことで、財政負担の平 準化を図り、適切な公共施設の整備を実施していきます。 |
・直径2cmのコンクリート片が多数落下!
・大型トラックの屋根に傷が!
2018.06.07 記事
ある自治体の長寿命化基本方針からの抜粋ですが、他の自治体も大なり小なり同様かと思われます。今まで、大量に建設してきたインフラが一挙に老
朽化し、気づいたら改修費用がないことに気づいた事になります。国のインフラも同様です。
2014.02.14 記事